子供好きの人に向いている職種は数多くあります。
もし、子供に関わる仕事の中でも、将来性があり、安定した職場に就きたいなら、資格が必要な専門性の高い職種を選ぶのが賢明です。
では、実際にどんな仕事があるのかを見ていきましょう。

子供の生活を支える仕事として特に人気が高いのが、保育士や幼稚園教諭です。
乳児から小学校に入るまでの子供の保育・養育に関する業務を担っています。
保育士の仕事に就くには、国家資格が必要です。
一方、幼稚園教諭は国家資格ではなく、文部科学省認定の教職課程のある短大・大学・専門学校に進学し、所定の単位を取り、文部科学省に免許取得の申請をしなければなりません。
現在、これらの仕事は人手不足であり、資格を取得しておけば働ける場所はたくさん見つかるでしょう。

そして、小学校6年間に渡り子供たちと関わることができるのが小学校教諭です。
小学校教諭になるには、教職課程を有する大学・短大・大学院に行き、教育課程を履修して免許を取り、教員採用試験に合格しなければなりません。
子供たちだけでなく、保護者や地域の人たちとも連携しながら、子供たちの成長を側で見届けられる仕事です。
義務教育の勉学のみならず、子供たちの良さや個性を引き出し、伸ばしてあげる指導も求められます。
指導者としての資質も重要で、大変なことも多いですが、やりがいもそれだけ大きなものになります。

もし、子供一人ひとりの悩みに寄り添いたいなら、スクールカウンセラーもおすすめです。
スクールカウンセラーとは、子供たちの心のケアに特化した心理の専門家で、児童生徒および教職員の相談対応のほか、教職員や保護者への研修なども行っています。
スクールカウンセラーになるためには、臨床心理士や公認心理士、そして精神科医などの資格があると有利です。
近年、いじめ問題や不登校、家庭環境の問題など、子供たちを悩ませる複雑な現状があることが明らかになっています。
その結果、スクールカウンセラーを設置する学校が増えており、今後も需要はさらに高まっていくでしょう。
関心がある方は、ぜひ詳細を調べてみてください。